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津軽石川

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南部鼻曲り鮭の母川

山田町豊間根から宮古市津軽石そして宮古湾に注ぐ二級河川。この川は水量川幅は少ないが、宮古名産・南部鼻曲がり鮭のふるさととして有名。宮古漁業協同組合、津軽石漁協鮭繁殖組合では、ふ化放流事業に全力を注いでいる。この川の由来は、遠く亨禄年間(1528)まで遡る。当時この地方を治めていた豪族・一戸行政(津軽石信濃)は、三戸南部氏の葛西一党征伐に従軍、その戦で戦績をあげ父・一戸信濃(初代一戸千徳氏)の官途名を名乗ることを許される。また、一戸行政は津軽の浅瀬石にまつられる「汗石大明神」が干天にも汗をかき川の水量が減らないことから「女石」を授かり、長丸川(現在の津軽石川)に祀ったところ以前にも増して鮭が大漁するようになったとされる。これが津軽石地名の由来として語り継がれている。

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