善勝寺
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2014年10月28日 (火) 16:35時点における最新版
[編集] 瑞源山善勝寺
千徳城の西、神田沢にある曹洞宗の寺院。瑞源山の山号で本尊は釈迦如来(釈迦三尊・宮古市指定文化財)。寺伝によれば天授5年(1379)、千徳城主・土岐孝長という者が宗門に入り、自ら貞庵入道と号し、千徳沢の奥、千徳城の麓西側に草庵を結んだという。これを古寺と呼ぶが、応永2年(1395)には津軽石瑞雲寺同様、天産賀舜和尚を招いて開基したと伝える。江戸時代になり桜庭氏の知行地となると現在地に再建。かつて桜庭氏によって滅ぼされた千徳氏の最後の末裔、次郎善勝の菩提供養のため、その名を寺の名にしたとも伝えられる。