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番屋

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簡易な寝泊まりができる沿岸漁師の作業小屋

浜辺にある番屋とは本来、冬に人の引き上げた後、漁場を管理するため越冬して滞在する番小屋の事を指す。これがのちに漁師たちの宿泊する漁場施設の事を指して番屋というようになった。
宮古下閉伊地区にもかつては多くの番屋があったというが、社会環境の変化や車の普及、後継者不足などで漁業の形態も変化し、それに伴い番屋も遊休化や廃屋となって、その文化も急激に失われてしまった。僅かに残る番屋は昔ながらの生活や機能はないが、それでも漁師たちの居場所として欠かせない存在だ。

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