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東日本大震災

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沿岸の住民呆然。一瞬にして街が消えた

3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とするマグニチュード(M)9.0の巨大地震が発生した。この地震により東北から関東にかけて広い範囲での津波や火災が発生。多くの死亡者が出る未曾有の災害となった。この津波は昭和8年(1933)、明治29年(1896)の三陸津波被害を上回るものとなった。
津波は宮古地方も襲い、田老小堀内地区では最大38mの津波が押し寄せた。海岸部にある10カ所以上もの集落を破壊。田老地区、崎山地区、鍬ヶ崎地区、藤原地区、磯鶏地区、高浜地区、金浜地区、津軽石地区、赤前地区、白浜地区、重茂地区らが見るも無惨な姿となった。多くの家屋、車、船舶が流されたほか、尊い人命も奪われた。宮古市街地にも津波は押し寄せ愛宕、築地、新川町、向町、本町、大通、末広町、横町、黒田町、保久田、五月町なども被災するなど、想像を上回る大惨事となった。

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