Miyape ban 01.jpg

スミノゲェ

提供:ミヤペディア
移動: 案内, 検索

意味

隅の粥。建前(棟上げ)の祝いにおいて、選ばれた四人の少年が四方の隅で炊飯したばかりの熱いお粥を急いで食べる競争をする。最初に食べ終わった者はまだ食事中の3名から使用中の箸を取り上げる。4人が使った箸は縄に括り、棟梁が建築部材で作った金勢様(男根)と併せて大黒柱に取り付け家の護りとする。競争に使うお粥は現場に落ちている木片で炊飯し、参加する少年らにはご祝儀が出る。この行事は落ち着いて食事をする暇もないぐらい忙しく繁盛する願いが込められ、加えて子孫繁栄を祈願する神事だ。

表示
個人用ツール