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オキノ淵(尻石)

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淵に身を投げ巫女の伝説オキノ淵(尻石)

 江繋地区の国道340号線の左側に尻石沢が流れ込んでおり、そこから3・5キロ上流にオキノ淵という大きな淀みがあったという。この淵の上に一本の松があり昔、この松を支えとして願を掛けたイタコがいたが満願を前にして数珠が切れイタコは淵に身を投げたという。以後里人は正月、小正月、節句にはこの松に縄を張って供え物しイタコ松として供養してきた。

 近年は尻石沢の奥も道路が整備され淵は埋まり、松も倒れ往時の面影はないという。尻石沢は大尻石の集落を経て新里の蓬平、大槌の東金沢牧場に通じている。

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