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たくらべ

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小正月にやるその年の収穫占い

小正月の夜、囲炉裏に小さく切った12個の餅や、12個の豆などを火にかざし、その焦げ具合で新しい一年の作付けや天候を占ったもの。小正月の占いは餅や豆の他、粥を作りその出来具合、付き具合で占うものもある。また、占いには相撲や競馬の勝負、流鏑馬などの的の当たり具合などで作付けや天候を占う物もあり、昔、神社の祭りに行われた奉納相撲などもこれらの流れを汲んでいると考えられる。占いは空間的制限や時間的制限がありそれらが符合しないと正確な占いにならない。ちなみに私たちが初詣に出掛けた際、社殿脇で買い求める「おみくじ」や祭りの際の「湯立神事」、子供達の童謡である「かごめかごめ」の遊びや「こっくりさん」なども立派な伝承された占いの形である。

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